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原発事故作業員の被ばく上限、250ミリに厚労省が引き上げ方針

投稿者: ourplanet 投稿日時: 金, 03/13/2015 - 23:54


 
 厚生労働省は13日、原子力発電所で事故が起きた際、緊急対応にあたる作業員の被曝線量の上限を、現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げる方針を決めた。一生の被曝線量の上限は1000ミリシーベルトとし、事故時の被ばく線量に応じて、その後の作業で浴びる年間被曝線量の上限を決める仕組みとする。
  
被曝上限緩和し250ミリシーベルトに
 厚生労働省が示した報告書の案によると、原子炉が冷やせなくなるなど重大事故が起きて緊急事態宣言がだされた場合、あるいは出される恐れがあり、100ミリシーベルトの被曝限度では作業が困難になる場合、厚生労働大臣が特例として250ミリシーベルトに引き上げことができるとするもの。これらの作業に当たるのは、あらかじめ特別教育を受け、訓練を受けてい作業員に限定する。
 
 福島第1原発事故でも、3号機の格納容器圧力が異常上昇した3月14日未明に、ベント作業などの必要性から、作業員の被曝限度を100ミリから250ミリシーベルトに引き上げた経緯がある。同案は、「東電福島第一原発作業員の長期健康管理等に関する検討会」に提案され了承された。今後、別の二つの審議会に諮って省令を改正する。
  
出席者:
明石真言(独立行政法人放射線医学総合研究所理事)
児玉和紀(公益財団法人放射線影響研究所主席研究員)
杉浦紳之(公益財団法人原子力安全研究協会・放射線環境影響研究所長)
祖父江友孝(大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座環境医学教授)
伴 信彦(東京医療保健大学東が丘看護学部教授)
前川和彦(東京大学名誉教授・認定特定非営利活動法人災害人道医療支援会理事長)
道永麻里(公益社団法人日本医師会常任理事(産業保健))
森 晃爾(産業医科大学産業生態科学研究所・産業医実務研修センター長)
 
オブザーバー:
佐藤 暁(原子力規制委員会原子力規制庁・原子力規制部原子力規制企画課長)
 
同会議は会議前に、インターネット上に配付資料が掲載されません。
前回示された骨子案を参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuk...
 
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