TOP

福島県立医科大学菊地理事長に質問書を送付

投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 04/05/2016 - 13:17

OurPlanetTVは去る3月22日、福島県立医大の菊地臣一理事長に質問書を送付しました。これに対し4月6日、福島県民健康管理センターの広報室を通じて、「個人の診療情報に相当しますので、回答は控えさせていただきます。なお、今後、学会や学術の議論の中で多くの専門家の意見を聞きながら解析が進むものと考えます。」との回答が届きました。
 

                             2016年3月22日
福島県立医科大学 菊地臣一理事長殿
 
貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 
さて先日、福島民友新聞の記事にて、菊地理事長のインタビューを拝見いたしました。記事によりますと、理事長は、岡山大の津田教授の論文について「専門家から見れば噴飯ものの内容」と厳しく批判されました。菊地理事長の発言は、福島県立医大で摘出された甲状腺がんは、一生治療する必要のないがんを早期に見つけてしまったか(過剰診断)、あるいは、当面は見つからないはずだったがんを早期に見つけてしまったか(スクリーニングバイアス)かの、いずれかであるとの趣旨と解釈いたしました。過日発売された週刊新潮では、「過剰診療」が起きている」と指摘しています。そこで、現時点での事実関係を確認するために、以下のご質問にご回答ください。
 
          記
 
1、県民健康調査以外での診断例も含め、貴付属病院にて甲状腺がんないし疑いと診断された子の中に、事故当時5歳以下だった子どもは、現時点(2016年3月)で、1人もいないのでしょうか?
 
2、2011年以降、がんの摘出手術をした子ども(事故当時18歳以下)のうち、現時点までに、再発した方(または疑い)は、何人いらっしゃるでしょうか?
 
3、2011年以降、がんの摘出手術をした子ども(事故当時18歳以下)のうち、現時点までに、肺転移した方は、何例人いらっしゃるでしょうか?(再発後に肺転移したケースも含めてご回答ください)
 
4、県民健康調査のスクリーニング検査以外で甲状腺がんと診断された子どもは、現時点で何人いるでしょうか?
                                     以上
 
ご回答のほどよろしくお願いいたします。なお上記の内容は、がん登録制度によって、いずれは確認可能な内容です。特に福島県立医大の場合、がん登録事業が、県民健康調査の委託費でまかなわれていますので、個人情報保護などの理由で否公表とはできないものと理解しています。検討委員会の中間報告書のとりまとめが公表される3月末までにご回答ください。よろしくお願いいたします。
 
認定NPO法人OurPlanetTV  代表理事 白石草
東京都千代田区猿楽町2-2-3-202
電話:03-3296-2720 FAX:03-3296-2730

 
【OurPlanetTV番組制作支援のお願い】
この番組は会員のみなさまからの会費や、視聴者のみなさまからの寄付・カンパを基金に制作しています。より多様な視点から情報発信ができるよう、ぜひ制作費のご支援をお願いいたします。詳しくはこちらをご覧ください。





【会員として継続的なご支援をお願いします】
OurPlanet-TVは独立性を重視した運営をしています。活動に関わる費用はすべて、応援してくださる個人の寄付や活動に賛同する会員からの会費によって支えられています。継続的にサポートしていただける方はぜひ賛助会員にご登録ください。詳しくはこちらをご覧ください。