TOP

卒業生の声(1)

ワークショップの参加者の年齢層は20代から70代までと幅広く、学生やフリーター、記者、弁護士、ライター、デザイナー、写真家、仕事を引退された方などが受講しています。NPO団体の方の参加も多く、これまでにスマイルクラブ、反差別国際運動(IMADR)、ビルマ情報ネットワーク、ISEP 環境エネルギー政策研究所、JANIC福島事務所、チャイルドラインなどの方が受講しています。
 
様々な人と出会い、刺激を受けながら映像を学ぶ白熱教室です。
 
梅垣 輝行さん(2018年卒業生)
 
製造業から放浪生活を経て福祉分野へ転職、今は障害者施設に勤めながら通信制の大学で学び直し中。ワークショップ後カメラを購入、映像制作を活動の一つに加える。

 


受講のきっかけ
 
日々の生活でだんだんと社会や人に目を向けるようになり、様々な経験で気づいたことや大事だと感じることが出てきました。それらを表現することは、社会と関わることであるだろうと思い、表現手段を探していた時にアワプラのワークショップを見つけて応募しました。
 
ワークショップで学んだこと
 
制作過程での細かな技術はさておき、最低限必要なポイントが分かる経験になりました。
 
初めてなりに満足できる作品に仕上げられたのは、チームみんな(3人)で真剣に向き合い協力できたからです。撮影でも編集でも、1人では偏った制作になってしまうと思います。
 
また、取材相手との関係作りは作品に直接影響します。現場でインタビューに応じてもらうのに苦労しました。謙虚さは必要ですが遠慮していても進まないので、目的意識とスタンスをはっきりさせることが大事だと思います。対外的にも内部的にもコミュニケーションは極めて重要だと感じます。学びの多い貴重な3ヶ月になりました。
 
受講後の活動
 
自分の街のフードバンクに関わっており、それを撮り始めています。ワークショップ作品では、取材先の方々が上映会を開催してくださって地域の皆さんと交流できました。「知らない街」から少しだけ「自分の街」になりました。そのように、映像作りを通じて自分の世界を広げる、人と繋がる、地域を豊かにすることに貢献したいです。同時に、自分にも社会にも問いを投げかけ続けたいです。
 
ワークショップ完成作品「くるくるひろば」

世田谷区の東松原駅前の商店街に「くるくるひろば」というお店がある。店内には、服や食器、雑貨などが並んでいるが、どれも0円で持ち帰ることができる。
 
これらは誰かが不要品として持ち込んだもの。便利な使い捨ての暮らしではなく、地球環境を守るために、シェアする暮らしをしようというメッセージがこめられている。「くるくるひろば」を始めた伊藤万季さんにお話をうかがった。
制作:梅垣輝行、井上祐亮、村瀬萌
(2018年 春期映像ワークショップ完成作品)

 
 
儀間 あんなさん(2017年卒業生)
 
沖縄出身。国立音楽大学出身の視覚障害者。現在テレビ局で働いている。ワークショップ後は、もっと障害者の生活を知って欲しいという思いから、全盲夫婦の子育てを追ったドキュメンタリー制作をしている。

 
 

受講のきっかけ
 
現在、テレビ局で映像関連の仕事に携わっていますが、ON AIR後の映像を扱っているため、映像制作の知識がなく、プライベートで勉強したいと思いました。
私自身視覚障害を持っているため、障害者関連のドキュメンタリーや、沖縄出身ということもあり、基地関連のドキュメンタリーに興味があったので、本格的にドキュメンタリー制作の過程が学べそうなアワプラを見つけて受講することに決めました。
 
ワークショップで学んだこと
 
取材に協力してくれる人を探す際には、自分達の撮りたい映像に近い条件の人を探した方がいいかなと感じました。今回、とても魅力的な方に巡り会えましたが、初対面の時にしっかり必要な情報を聞き出しておくことも大切だと思いました。
 
取材の際には、なかなか自分の殻を破ることができず、引き画でしか撮ることができなかったのですが、だんだんメンタル面が強くなったのか、近づいて撮ることができるようになりました。撮りたい瞬間を逃さないように心がけるようにもなりました。
 
編集においては、何をどのように伝えていくのか、自分の中で整理するのがとても大変でした。アイデア次第で見せ方が何通りもあるので、映像制作はとてもは魅力的で面白いなと思いました。
 
受講後の活動
 
受講後、カメラを持つことに抵抗がなくなって、日常の何気ない瞬間にも尊さを覚え、カメラを向けるようになりました。
今は月に一回の頻度で、1才8ヶ月の子供がいる全盲夫婦の子育ての様子を取材させてもらっています。継続的に取材して、区切りの良いところで編集を入れたいと考えています。音大出身ということと、アナウンススクールに通っているということを活かして、映像に自分で作った曲をつけて、ナレーションも自分の声で入れられればいいなと思っています。
貴重な一瞬一瞬を大切にカメラにおさめていきたいと思います。
 
ワークショップ完成作品「今は夢」

秋葉原にある日本語学校で2人の外国人留学生に出会った―。インドネシア出身のエリカさん(24才)と、コロンビア出身のセレヒオさん(22才)。「なぜ日本に来たの?」「将来の夢は?」と取材を進めていく内に、日本の姿が見えてきた。
制作: 廣瀬ケーナ、儀間あんな、梶原碧、末岡健太
(2017年秋期映像制作ワークショップ完成作品)

 
熊谷 拓郎さん(2017年卒業生)
 
ワークショップ受講後、営業職の会社員から、映像制作会社に転職。現在はドキュメンタリー番組を担当している。また、ウェブメディア「Africa Quest.com」の映像制作担当として、アフリカ関係の情報を発信している。「Africa Quest.com」

http://afri-quest.com/
 

受講のきっかけ
 
「映像 学校」「ドキュメンタリー制作 ワークショップ」
ワークショップに参加する前、ひたすらネットで検索していた単語です。2017年5月。当時私は、メーカーの営業として勤務しながら、学生時代から抱いていた映像業界への転職を考えていました。しかし、映像についての知識や経験は皆無。なかなか丸裸の状態で転職する勇気が湧きませんでした。
 
そこで、働きながら少しでも「リアルな映像制作」を経験できるワークショップを探していました。ネット検索で探し回ったところ、アワプラを見つけました。申し込み前に一度事務所に伺い、ワークショップの内容を聞いたところ、企画から撮影、そして編集まで、映像制作の全体の流れを経験できると感じ、参加に至りました。
 
ワークショップで学んだこと
 
映像制作の全体の流れを経験することで、見えてきたことがたくさんありました。企画から構成を作った後に撮影に入るのですが、実際にカメラを構えると、想定の範囲に収まる都合の良い現場などありませんでした。流動的に変化する現場経験を積むと、企画や構成の段階で、より詳細に現場で起こり得る可能性やイメージを想定できるようになる、と気付きました。
 
アワプラで学んだことは、撮影や編集の技術的なノウハウはもちろん、全体の流れを掴みながら各過程における意味を捉えること。それは結果的に「何を伝えるためにどう予測し行動するか」という行為に繋がり、まさに「リアルな映像制作」そのものでした。
 
アワプラのワークショップは、「起爆剤」となって背中を後押ししてくれた貴重な時間であり、参加していなかったら未だにキャリアデザインばかり考えて動き出さない日々が続いていたかもしれません。興味がある方、必要に迫られている方、私のようにくすぶっている方、色々な参加者がおり、動機はそれぞれですが、全員が初心者であるという共通点が安心感と結託を生み出します。それを講師陣がサポートして下さるので安心です!
 
アワプラで学ぶことができた「何を伝えるためにどう予測して行動するか」という考えを大切にしながら、これからも映像と付き合っていきたいと思っています。

ワークショップ完成作品「ビギナーズラック」
「新聞も紙だけでは影響力がなくなっていく-。」デジタル化の波に危機感を強めた東京新聞が発足した「SNS班」を密着取材した。

  
「卒業生の声」をもっとみる
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1871
【受講生募集中】9月26日(水)開講 秋の映像ワークショップ 
詳細はこちら
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2217