2011/03/06 - 14:23

有識者が「地デジ難民のゼロ化」を求め会見開催

  
 ジャーナリストの坂本衛さんら有識者のグループが4日、参議院議員会館で記者会見し、今年7月24日に地上波アナログ放送を停波を延期し、地域事情に応じて段階的に停止すべきだとの提言を発表した。
 立教大学の砂川浩慶教授(メディア論)は、「昨年9月時点の地デジの世帯普及率を9割とした総務省調査は80歳以上の高齢者を対象から外すなど問題がある」と指摘。このままアナログ放送を終了すると、「地デジ難民」の発生が出るとして、放送地域ごとに普及が進んだところから順次、アナログ放送を停止し、完全移行は13年10月まで延期するよう求めた。
 
発起人登壇
岩崎貞明さん(『放送レポート』編集長)
坂本 衛さん(ジャーナリスト)
砂川浩慶さん(立教大学社会学部准教授)
 
ゲスト
久守一敏さん(NPO法人京滋マンション管理対策協議会 幹事)
山城完治さん(全日本視覚障害者協議会 総務局長)
 
参考リンク
地上アナログ放送「終了延期」プロジェクト
http://analogenki.web.fc2.com/

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