市民誰もが放射線測定をできるよう「素人のための放射線計測講座」と題されたセミナーが、6月2日、都内で開催された。年間１ミリシーベルトを超える箇所がある東京都内。悪天候にも関わらず、市民の関心は高く、定員100人に対して、150人が会場を埋めた。
主催したのは、首都圏の全ての児童公園で、砂場の放射線量を測定しようと取り組む「東京砂場プロジェクト」。行政が動かないならば、自分たちで放射線を計測するしかないと、一般市民のために放射線計測講座を開いたもの。
フランスの民間放射線計測ラボ「CRIIRAD（クリラッド）」のディレクターブルーノ・シャレイロン氏が放射線についての解説や計測について講義を行ったほか、測定器47台プロジェクトの岩田 渉氏が、実際の放射線測定器を使いながら、使い方、注意点などの説明を行った。雨のため、代々木公園での実地演習は行えなかったが、熱心にメモを取る立ち見の人も多く見られた。
0分～1分35秒 「放射線について」ブルーノ・シャレイロン氏
1分35秒～22分 「放射線測定器の使い方、注意点」岩田渉氏、ブルーノ・シャレイロン氏
22分～27分 質疑応答
１、プールの水 ２、福島県内の測定方法 ３、野菜等の検査方法
測定器47台プロジェクト
http://www.pj47.net
講座全編ビデオ
岩上チャンネル
http://www.ustream.tv/recorded/15109113
http://www.ustream.tv/recorded/15109302
http://www.ustream.tv/recorded/15109354
http://www.ustream.tv/recorded/15109547
http://www.ustream.tv/recorded/15109649
http://www.ustream.tv/recorded/15109800
