軍政権に「暴力やめろ!」〜ミャンマー軍事クーデターから5年
ミャンマーで軍事クーデターが発生してから5年目に当たる2月1日、日本で暮らすミャャンマー出身者が東京、名古屋、大阪など全国9か所で、軍事政権へ対する抗議行動を行った。
東京では約1000人が参加。品川区・五反田駅前から在日ミャンマー大使館前まで、約2キロをデモ行進した。参加者はミャンマー語で「軍はスーチー氏を解放しろ」「暴力をやめろ」などと沿道に訴え、大使館前に到着すると、大使館に向かって、軍事政権の終結を求めるよう声を上げた。
ミャンマーでは昨年12月から今年1月にかけて、軍事クーデター後初の初の総選挙が実施され、軍事政権側が8割もの議席を獲得して圧勝した。しかし、軍事政権以外の政党が立候補を立てられない環境での一方的な選挙であることから、国連や各国政府、人権団体などから「正当性を欠く見せかけの選挙だ」との批判が出ている。
アジア太平洋人権保護ネットワーク(NPHR)のメンバーミョー・チョーチョーさんは、1000人もの参加者が集まったことについて、「無理やり選挙が行われ、我慢できないという強い思いがあると思う」と指摘。軍事政権に反対している「国民統一政府(NUG)」こそ、市民や国際社会から正統な政府として認められているとして、「軍は直ちに暴力を止め、収容されている人たちを解放するよう」と求めた。