東京電力福島第一原発事故から15年となった3月11日、犠牲者を追悼するとともに原発の再稼働に反対する抗議行動が東京電力本社前で行われた。141団体が賛同し、約200人が参加して声を上げた。
呼びかけたのは、脱原発を掲げる「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」で、国際NGOなど計141団体が賛同した。参加者は「東電福島原発事故は終わっていない」「原発NO!」などと書かれたプラカードを掲げ、脱原発を訴えた。
スピーチで、たんぽぽ舎共同代表の山崎久隆さんは、国が東京電力に巨額の資金を投入して延命させた結果、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が可能になったと指摘。「加害企業が再び原発を稼働させるという最悪のシナリオが現実になろうとしている」と批判した。
また、原発被害東京訴訟の原告である鴨下全生さんは、この裁判の最高裁判決が、東京電力への賠償を認める一方で国の責任を否定したことを批判した。「こんな賠償金はいらないので、僕の人生を返してください」「復興と言われているが、復旧すらしていない。福島を元に戻してください」と涙ながらに訴えた。