憲法記念日の5月3日、平和憲法を守ろうと市民らが集う「つながろう 憲法いかして平和な世界を! 2026憲法大集会」が、江東区の東京臨海広域防災公園で開かれ、主催者発表で5万人が参加した。
集会は、「9条を壊すな!実行委員会」など護憲派団体で構成する「平和といのちと人権を!5.3憲法集会実行委員会」が主催した。憲法大集会は、2015年の安保法制をめぐる議論を背景に、同年の憲法記念日に合わせて横浜市の臨海パークで初開催された。翌2016年からは会場を東京臨海広域防災公園に移し開催されている。今年は昨年の3万8000人を上回る5万人が参加した。
憲法共同センター共同代表の秋山正臣さんは開会あいさつで、防衛費拡大に伴う増税や武器輸出の動きを挙げ、「日本政府は第二次世界大戦の過ちを再び繰り返そうとしているのではないか」と危機感を表明。「同じ轍を踏ませてはならない」と述べ、「そのためには歴史を学び、議論を重ねることが大切だ」と訴えた。
社会で孤立や困窮に直面する若年女性の支援に取り組む一般社団法人Colabo代表の仁藤夢乃さんは、「国家が戦争へと向かうとき、真っ先にないがしろにされるのは女性と子どもの人権だ」と指摘。また、「権力者たちは、私たちが集まり、護憲や反戦への思いを確認し合うことを嫌がっている。これからもつながり続け、私たちがここにいることを示し続けよう」と呼びかけた。