2026/04/28 - 11:06

武器輸出で戦争加担「絶対、嫌だ!」〜市民ら声震わせ訴え

武器輸出を可能にする「防衛装備移転三原則」の運用指針の見直しが21日に閣議決定されたのを受け、市民ら約500人が24日夜、新宿駅前で抗議の声を上げた。戦後80年間続いてきた平和主義の大きな方針転換だが、限られた政府関係者で決定されたとして、集まった人たちはペンライトを手に、「殺せる兵器、輸出しちゃうの?」「勝手に決めるの、ヤバすぎない?」「高市だけで勝手に決めるな」と声を揃えてコールした。

抗議行動を呼びかけたのは、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)。参加者が飛び入りでスピーチを行う「オープンマイク」形式で行われ、職種や年代、立場の異なる人々が、約1時間半にわたり、変わる代わるスピーチした。

「武器の輸出は絶対にやってはいけないことだと思います」と声を震わせたのは、金融業で働く会社員。ロシアがウクライナに侵略した時、投資家が「これはチャンスだ」と投資する姿を見て戸惑いを覚えたという。そして武器輸出が決まると、「では鉄鋼業に投資しよう」と動く人々を沢山見たという。「武器を輸出するということは市場を生み、そこに投資する人が現れる」。そう指摘しながら、涙ながらに武器輸出への強い反対を訴えた。

またガザやイランで「たくさんの子どもが殺害されている」と声を詰まらせながら語った中高年の男性は、「そんなことに日本が加担していいんですか。俺は絶対に嫌です!」と声を詰まらせた。

手に花を持って話し始めた女性は、たった今、起きた出来事を紹介した。集会の外側で「NOWAR」と書かれたプラカードを掲げ立っていると、それを見ていた中国人の女性が近づいてきて、その女性から一輪の花を手渡されたという。「もう本当に涙が出るほど嬉しくて」この出来事を伝えたいと思い、急遽登壇したという。女性は、「日本が平和に向かっていくことは、世界の平和にもつながることだと思う」と女性が話すと、大きな拍手が湧いた。

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