「被爆体験者」が高市首相と面会~長崎原爆から81年
高市首相は9日、原爆被爆者と認められていない「被爆体験者」と長崎市内で面会した。面会はしたものの、「被爆体験者」の発言は許されなかった。
長崎原爆被災者協議会の田中重光会長さんは「今や被爆者は高齢となり、平均年齢は86歳を超え、その数は減少するばかりです。その中で、いまだに被爆しながら被爆者と認定されない被爆体験者5440名がいます。長崎の被爆体験者はいまだに被爆者とは認められていません。広島同様、直ちに被爆者と認定してください。」と訴えた。また、非核三原則の見直しや核共有ではなく、法制化することも要望した。
高市首相は「被爆者と同等の医療費助成を実施しておりますので、こうした支援は着実に実施をしてまいります。とにかく、1つ1つ伺いながら支援の一層の充実を図る所存です」と答えた。
高市首相との面会に出席したものの発言の機会が得られなかった「被爆体験者」の岩永千代子さんは、面会後に握手に来た高市首相に対して、「被爆者と認めて欲しい」と訴えたものの、返事はなかったという。「私たちは被爆者じゃないのか。それが問題なんです。核を使うことがどれだけ恐ろしいことか共有したい。高市首相に届いていると理解したい。」と語った。