憲法改正に反対する集会が19日、全国で開催された。国会議事堂前には、主催者発表で3万6000人が参加し、「戦争するな!」「改憲するな!」などのコールを繰り返した。
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などが主催した。安保法制が強行成立した2015年9月以降、毎月19日に国会周辺で開催されているもので、2月の衆院選以降、参加人数が急増している。
国会正門前の歩道は人で埋め尽くされ、参加者の列は周辺一帯に広がった。メインステージでのスピーチ以外にも、各所で自然発生的に改憲反対のコールが起きたり、楽器を持参してカントリー調の音楽に合わせ反戦を訴える人や、バンド演奏に合わせて「NO!WAR!」「憲法変えるな!」とコール・アンド・レスポンスで盛り上がる一角も見られた。

この日は休日で、国会正門前の庭園が開放されていたこともあり、昼間の開催に幅広い世代が参加し、家族連れの姿も目立った。レジャーシートを広げて弁当を食べたり、読書をしたり、ベンチに座ってプラカードを掲げたりするなど、参加者は思い思いの形で時間を過ごしていた。
都内在住の女性は、物価高や地震など先行きが見通せない状況の中で憲法改正の議論が進むことに危機感を抱き、参加したと語る。「ただでさえ将来が見えないのに、やめてほしい。最低限、安心できる政治をしてほしい」と訴えた。