福島第一原発事故の避難者が東電と国を訴えた裁判をめぐり、国の責任を否定した最高裁判決から6月17日で4年目を迎えるのを前に、原告や支援者らが15日、最高裁判所を取り囲む「人間の鎖」を行い、司法の独立を訴えた。
呼びかけたのは、全国で原発事故に伴う損害賠償の裁判を起こしている原告らでつくる「617最高裁共同行動2026実行委員会」。最高裁判決のあった6月17日を目安に毎年、手を繋いで最高裁判所を取り囲む「人間の鎖(ヒューマンチェーン)」を行っている。
主催者発表で約1000人が集まり、「司法の独立」と印刷されたうちわを掲げながら、「原発事故は国の責任」「最高裁は人権守れ」など声を上げた。参加者のひとりは、「(最高裁は)法の中の砦。国の意向じゃない判決を出してほしい」と訴えた。