小児甲状腺がん
2026/05/12 - 09:46

小児甲状腺がん413人〜福島県検討委員会

福島県の「県民健康調査」検討委員会の第59回会合が5月12日、福島市内で開催され、穿刺吸引細胞診で新たに悪性ないし悪性疑いと診断された患者が2例増え、367人となった。2019年までにがん登録で把握された集計外の患者47人と併せると、悪性ないし悪性疑いは、良性と診断された一人を除き413人となった。また手術を受けて、がんと確定診断を受けた患者は4人増えて、309人となった。この15年間で手術を受けた患者の合計は、少なくとも358人に上る。

今回、新たに公表されたのは、6巡目の2025年12月末までの結果。6巡目は、211,928人の対象者のうち、昨年12月末までに32.50%に当たる68,921人が受診し、穿刺吸引細胞診で悪性ないし悪性疑いと診断されたのは、前回から1人増えて15人となった。15人のうち、前回の検査結果でA1判定だった人は2人、A2判定だったのは6人、B判定だったのは3人、未受診は4人だった。A2判定だった6人の内訳は、嚢胞のみ認められた人が5人、結節と嚢胞両方が認められた人が1人だった。この15人のうち、手術を受けた人は前回より2人増えて12人となり、この全員が術後の確定診断で乳頭がんと診断された。

この日の検討委員会の議題はこの甲状腺検査結果のみで、わずか10分で予定の議題を終えた。その後、東北大学の室月委員が甲状腺検査の中止を求めて発言。内分泌甲状腺外科から推薦されている原尚人委員をはじめ、福島医大の関係者が発言し、手術はガイドラインに沿って適正に行われているとの意見が相次いだが、14時過ぎには終了した。

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